「伊丹章流」プレジャーボートでのクルージングの楽しみ方

「今は自分が、このボートの船長!」
しかも「世界的に信頼されているヤンマーさんのエンジンを積んだボート『EX38』を、思いのままに操れる!」だなんて、伊丹章は子供の時からの夢でした。

街中で車社会のように道路や白線などが敷かれている訳ではない海上。
ボート免許を取得した時に学んだ、安全の為に決められたルールを守れば、思いのままに何処でも好きな所をボートで走れるのです!

今回のクルージングは兵庫県にある芦屋のマリーナから出船!
例えば「今日は和歌山方面に太刀魚を釣りに行きたいから南下しよう!」と出船したとします。
大阪府にある関西国際空港辺りからでも晴れの日には、遥か西の先には兵庫県にある明石海峡大橋が眺められます!凄いですよね。
しかも陸から見るよりも水面に近いボートの上から、波に揺られながら眺める景色は格別です。

そして「今日は、りんくうタウンと関空の間の連絡橋の下を通ろう!」
と航路を決めたとします。

いつもは連絡橋の上で車や列車から見下ろしていた景色と反対に、ボートから大きな連絡橋や橋脚を見上げるロケーション。
クルージングを楽しんでいる人だけの特権で、「こんな大きな凄い物を日本人は造り上げたんだなあ」と、人間のパワーに感動しますよ。

(関空周辺はもちろん、他の場所でも造作物などによっては、近づいてはいけない距離や時期・時間帯などもありますのでお確かめくださいね。)

瀬戸内には沢山の島も点在しているエリアがありますよね。
中には、人間が足を踏み入れられないような、絶壁になっている島の面もあります。
その横をゆっくりクルージングして、緑深い大自然を眺め、鳥の動きや波打ち際など自然が創り出す神秘さなど、毎日観ても飽きませんよ!

何故かというと、今見た波・雲の形・風・太陽の照り具合などなど、また、それらの全てのタイミングなど、全く同じ事は二度と見られないし感じられないからです。
クルージング中の一瞬の光景はいつも貴重です。

クルージングには友達や家族が一緒でも、また一人でも繰り出せます。

屋根つきのキャビンがあるボートでは、例え雨が降り出しても大丈夫!
エアコンが装備されていれば四季を関係なく更に快適です。
そして、仲間とは、いつものノリでボートを走らせ、仕事の話や遊びの話に一層花が咲きます。

逆に普段なかなかコミュニケーションが取れない人たちを誘っても、全てが非日常的な事ばかりで皆が自然と笑顔になり、意外な一面をお互いに垣間見ることができたり、話が弾むこと間違いないですよ。
お子さんとクルージング途中に釣りをしながら将来について語るお父さんも多いとか…。
海域によってはイルカやトビウオ、カメなども水面に顔を出すこともあるんです。

しかも船上にお弁当やお菓子、お茶やジュースなど、好きなものを持ち込みます。

いつもと同じマイボートですが、先ほどご紹介したように、決して同じ景色はない海上で、誰かが操船しながらの飲食、または海上に停まっての飲食、釣りをしながらの飲食、全て味わい方が違う女子会も男子会も、船上ランチ!
お洒落ですよ!

その他、海上を移動するだけの時も、追い風・向かい風によってもボートの走りは違います。
もちろん操船する人によってもボートの表情は変わり、面白いクルージングです。

そんなマイボートで仲間とのコミュニケーション。
他のボートや大型船などとのコミュニケーション。
クルージングといえば、ただ走るだけ?
ではなく、他にも魅力は無限大にあります。
暇とか、退屈することを知らないクルージングで、毎回僕は感受性までも豊かになりそうです。
ボートに乗った人だけの特権を、皆さんも感じてみてくださいね。