シャフト船には無いドライブ船の特徴ってなに!?

前回はシャフト船の魅力についてお伝えしました。
シャフト船の魅力は分かったけど、ではドライブ船はどうなの?
と思われたあなた。
ご安心ください。
今回はドライブ船の特徴についてご紹介します!

豊富な魅力が詰まったドライブ船の特徴とは?

ドライブ船(船内外機船)は、船の後方に、アウトドライブと言われるプロペラと駆動機構が一体となったドライブユニットを装着した船です。

ドライブ船のメリットは、船外機艇のように高速走行に適した重心位置でありながら、シャフト船のように船内にエンジンが搭載できる為、高速艇向きの特性を備えているところ。
また、エンジンがキャビンの後方に搭載されている為、シャフト船に比べるとキャビン内空間をより有効に活用することができます。
さらに、ドライブユニットが走行装置も兼ねている為、旋回性能に優れ、前後進の操縦が楽に行えるので、初めてボート購入される方にとって、入門艇としてもオススメできるボートタイプといえます。

船を係留するときには海水に浸からないようにドライブユニットを揚げることができるのも特徴的です。

また、ドライブの位置にも特徴があります。
ドライブの位置が走航している位置(ドライブが一番下にある状態)からドライブが一番上に来るまでの角度をチルト角と言いますが、この角度が大きい方が、水面からドライブが出て、ドライブの腐食などを防止したり、プロペラの点検も容易に行えたりします。
そして、ドライブを途中まで揚げたハーフチルトの状態にすれば、浅瀬の走航だってできるのです!

さらにさらに、「マルチドライブシステム」ってご存知ですか?
これがドライブ船におけるヤンマーの強みですので、少し詳しく見ていきましょう!!

ヤンマーの強みである、マルチドライブシステムとは?

マルチドライブシステムとは、ヤンマー独自のアウトドライブのメリットにエンジンクラッチ(減速逆転機)のメリットをドッキングしたシステム。
つまり、いいとこ取り!

耐久性が高く、クラッチ切り替え時の騒音を抑え、静かでスムーズな操作が行えます。
また、トローリング装置を使えば、船位を定位置に保ったり、微速走航したりすることも可能です。
流し釣りには最適ですよね!!

そんなドライブ船の特徴、そしてヤンマーの技術を結集した最新のドライブ船(H29年8月時点)を少しだけ紹介させて下さい!

その名も、『サルパ26Ⅱ(LF26CZⅡ)』!!

このボートは、「もっと速く、目指すポイントへ。気持ちのよい走りを、いつでも」をコンセプトに開発されたプレジャーボートです。

市場ニーズの高かった高出力エンジン4LH-UTZAY(170PS)をラインナップに追加したことで、船速アップによる機動力を向上。
これにより、ポイント移動時間が短縮し、釣行時間の延長を実現しました。

また、使い勝手考えた新デザインのキャビンを採用したことでサルパのイメージを一新!!

さらに、釣りへのこだわりポイントを随所に散りばめ、釣り機能も向上!
フィッシングボートを得意とするヤンマーならではのこだわりが詰まった一艇に仕上がっております。

サルパ26Ⅱが気になったという方は、ぜひともこちらの製品ページもチェックしてみて下さいね!




今回のドライブ船特集いかがだったでしょうか?
次回はさらに踏み込んで、ヤンマーの強みであるディーゼルボートについて取り上げます。
ぜひともお見逃しなく!!