どこまで補償してもらえるの?
いざというときのプレジャーボート用保険

他のプレジャーボートと衝突してしまった!!
うっかりマリーナにある設備を壊してしまった!!
水上バイクと接触して相手にけがをさせてしまった!!

明日は我が身。
こんなときに心強い助けとなるのが保険です。

みなさんはボートの保険には加入されているでしょうか?
車の保険には自賠責はもちろん任意保険に加入していないと言う人はほとんどいないと思います。

ボートはどうでしょうか?
マリーナなどで保管する場合は、ボート保険の加入は絶対条件となっているところが多いようです。
また、漁港での係留においても、ボート保険(責任賠償保険)の加入が条件となってきています。
万一の事故での、船長・所有者としての賠償責任や捜索救助費用の負担への補償に備える事が大切です!

今回は、いざというときの、みなさんの不安を解消すべく、ヤンマーでご提供している保険を一例としてご紹介します。

ヤンマーでご提供している保険とはどのようなもの?

ヤンマーでは、『ヤンマーレジャーボート総合保険SUPERIOR(スペリオール)』をご提供しています。
エンジン事故の補償も充実させた、独自の保険となっています。

〔ご加入いただけるプレジャーボート〕
総トン数20トン未満の用途がプレジャーボート(船舶検査証)で非営利用のヨット、モーターボート。原則ヤンマー商品が対象となります。

〔補償の内容〕
SUPERIOR(スペリオール)には、基本契約の『エコノミーコース』と、基本契約に船体損害費用の補償を加えた『オールリスクコース』の2種類があります。
必要に応じて、さらに充実した補償を受けられる特約もつけられます。

補償の種類とその内容をご紹介

以下、補償の種類別に、対応しているコースと詳細をご紹介します。

① 対人・対物賠償責任
対応コース:エコノミーコース、オールリスクコース

被保険船舶の所有、使用または管理に起因して、他人にケガをさせたり、他人の財物を損壊させたりすることにより法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対して、保険金等をお支払いするものです。
なお、衝突事故などで双方に過失がある場合は、過失割合に応じて賠償金が支払われます。

② 船体損害費用
対応コース:オールリスクコース

走行中、または保管中(係留・陸上)に沈没、座礁、座洲、衝突、火災、爆発、盗難その他偶然な事故によって被保険船舶(保険の対象である船舶)に損害が生じた場合に保険金等をお支払いするものです。
スペリオールでは、一般でご加入いただく三井住友海上火災保険㈱のヨット・モーターボート総合保険では補償対象外とされる以下の損害についても補償されます。
・ 偶然な事故による「プロペラ、シャフト、ドライブユニット」に生じた損害
・ 偶然な事故による「エンジンの焼付」によるエンジン自体に生じた損害

また、船体損害費用では、支払われる保険金の算出方法に応じて、実損タイプと時価タイプ2つのタイプからお選びいただけます。

③ 搭乗者障害危険補償特約
対応コース:エコノミーコース、オールリスクコース

被保険船舶(保険の対象である船舶)に搭乗している方が、急激かつ偶然な外来の事故により、身体に傷害を被った場合に保険金をお支払いするものです。
原則として船舶検査証上の定員数でご加入いただきます。

④ 捜索救助費用補償特約
対応コース:エコノミーコース、オールリスクコース

被保険船舶(保険の対象である船舶)に搭乗している方が遭難(行方不明を含みます。)したことによって、その捜索、救出もしくは、移送する活動に対して支出した捜索費用に対して保険金をお支払いするものです。

⑤ 船骸撤去費用補償特約(オプション特約)
対応コース:オールリスクコース

保険対象の船が全損となった場合、その残骸・積荷などを撤去する費用を補償する特約です。(1事故100万円を限度)

⑥ 曳航費用補償特約(オプション特約)
対応コース:エコノミーコース

船体条項で保険金をお支払いする場合の事故によって、被保険船舶に損害が生じ、損害を被った被保険船舶を損害発生の地から最寄りの修理工場または当社の指定する場所まで曳航または運搬するのに要した費用(曳航・運搬するために実施した仮修理費用を含む)に対し、1 事故3万円を限度にお支払いするものです。

⑦ 同乗者賠償責任補償特約(オプション特約)
対応コース:エコノミーコース、オールリスクコース

賠償責任保険で補償対象外となっている「船舶同乗者に対する賠償責任」を復活補償する特約です。(1事故保険金額と同額かつ共通限度額とし、1事故保険金額が1億円を超える場合は、1億円を限度とする)



これらの損害、アクシデントは、全て起こりうるものです。
海は自由ですが、裏を返せば自己責任で行うべきことがたくさんあります。事故を起こした時の責任もしっかりと考えておく必要があります。
これからのボートライフをより楽しむためにも、
車の任意保険と同じくボート保険でも自分に合った補償内容の保険に加入することをオススメします!

今回お話しましたスペリオールの詳細、費用はこちらからご覧ください。
セイレイ興産 ヤンマー保険事業部
電話番号 06-6376-6275