3分で確認できる!運行の際のチェックポイントをご紹介
これからお伝えする内容は、睡魔が邪魔をして最後まで読み進めることが辛くなる内容かもしれません…。
しかし!!
楽しいボートライフを送るためには、絶対必須となる知識なのです!
それは、「ボート運行の際のチェックポイント」です!
いや、知ってるし。
と思われた方も居られるかと思いますが、再度確認しても損はありません。
出航後に問題が発生しても、陸上とは異なり、簡単に解決できないことは沢山あります。
トラブルに見舞われる前に、打てる手は打っておきましょう!
本編は、出航前、航行中、事故が発生した場合、の3つに分けてポイントをまとめています。
皆さんは全てのポイントをご存知でしょうか?
出航前に確認すべき7つのポイント
①無理のない航海計画を立てましょう。
事前に行動予定海域の地形、海潮流、水深などの状況を十分調査しましょう。
航行区域、定員、艇の性能、操船技術自然状況など考慮した無理のない計画を立てましょう。
②出航当日には気象・海象情報をもう一度確認しましょう。
最新の気象・海象情報を把握し、天候悪化が予想されるときは、出航中止も検討しましょう。
テレビやラジオ、電話(市外局番+177)、インターネットなどで天気予報を知ることができます。
③水上での連絡体制を確保しましょう。
国際VHF、携帯電話などの連絡手段を確保しましょう。携帯電話の場合、通話エリアを確認するとともに、防水パックに入れて保管しましょう。
④乗船者の体調を確認しましょう。
体調の悪い人がいる場合、出港を見合わせるか、その人に残ってもらう勇気をもちましょう。
⑤法定書類・法定備品の積み込みを確認しましょう。
海技免状、船舶検査証書、船舶検査手帳などの法定書類の確認や救命浮環、救命胴衣、消火器などの法定備品も使用できる事を確認しておきましょう。
⑥救命胴衣を着用しましょう。
救命胴衣を着用していれば、水中に転落しても生存できる可能性は極めて高くなります。
船長自ら率先して救命胴衣を着用し、乗船者にも着用させましょう。
⑦航行計画を連絡しておきましょう。
出航前には必ず、乗船者、帰航予定時刻、航行予定水域などを家族、マリーナなどに連絡しておきましょう。
航行中に注意すべき5つのポイント
①常に見張りを励行し、自船位置を確認しましょう。
航走中、漂泊中、錨泊中を問わず常に周囲の見張りを行いましょう。
船を運航する上で、見張りはいち早く他船や浮遊物、浅瀬、岩などの障害物を発見することで、海難を未然に防ぐことができます。
②海上交通のルールとマナーを守りましょう。
海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法などの海上交通ルールやマナーを守りましょう。
③波に注意しましょう。
航行中の横波、追い波には特に注意しましょう。波の影響による転覆のおそれもあります。
④気象の変化には注意しましょう。
ラジオで天気予報を聴取したり、インターネットの気象情報サイトを確認し、風、雲、波などの気象変化に注意しましょう。
天候の悪化が予測されれば、早めに帰港しましょう。
⑤航行中の船体、機関に注意しましょう。
機関の音、排気ガスの色、臭いや冷却水及び潤滑油の異常には注意しましょう。
事故が発生したときはどうすればいいの!?
事故が発生したら、直ちに人命、船舶の救助を行い、海上保安庁『118番』通報。
付近の船舶などへ自船や搭乗者に緊急事態が発生していることを知らせて下さい。
海に出るときは、出港前に船体やエンジンを点検し、
海上では、海上交通ルールやマナーをしっかりと守り、
事故が発生した時には、迅速に緊急連絡を行い、落ち着いて行動しましょう。
海では自分の安全は、自分で守ることが求められております。
陸と違って簡単に救助できません。
安全には一層の注意を図り、ボート遊びを通じ、より豊かな生活を楽しみましょう!